ヨガはインドで始まり、精神的な健康を増進する方法として、また瞑想の一種として実践されました。現在では、より多くの文化がヨガを取り入れ、チャレンジングな身体的ワークアウトとしても使われています。ヨガの健康効果は計り知れず、誰でも10~15分の練習を毎日の習慣に取り入れることで利益を得ることができます。
#その1:柔軟性の向上
自分は柔軟性がないと思っている人でも、ヨガの恩恵にあずかることができます。呼吸に集中することで、今まで不可能だと思っていたような深いストレッチが可能になります。たった10分後には、練習を始めたときよりも柔軟になっている自分に気づくことでしょう。
#その2:全身を引き締める
ヨガはまさに全身運動です。ヨガボディ」とは、定期的にヨガの練習をしている人のための造語で、一般的に長く、無駄のない、引き締まった体つきをしていることを意味します。
#その3:姿勢の改善
ヨガでは、呼吸と体のアライメントがとても重要です。ヨガを始めたばかりの人は、ネット上のビデオで自分の体の位置を確認したり、近所のスタジオで何度かレッスンを受けてみてください。悪い姿勢は、首や背中の痛み、全身倦怠感など、心身の健康を損なう可能性があります。
#その4:血液の循環を良くする
ヨガをすると、血液中の酸素が増え、体のあちこちに溜まった血液が放出されるため、血液の循環が良くなります。閉じ込められた血液は心臓に戻され、そこで再び酸素が供給され、臓器や組織へと送り出されるのです。
#その5:心拍数を活発にする
ヨガは一般的に激しい運動とは考えられていませんが、驚くことに他の有酸素運動と同じように心拍数を上昇させることができます。30~40分のフローの練習で、250~300キロカロリーも消費することができます。
#その6:集中力を高める
マインドフルネスはどんなヨガセッションでも非常に重要な部分であるため、結果として全体的な集中力が向上する傾向があります。
#その7:バランス感覚を養う
ヨガの大きな要素の1つは、練習を通してバランスを保つことです。ウォーリアシリーズやツリーなどの様々なポーズは、体の片側ずつを鍛え、もう片側を強制的に補い、結果としてバランス力を向上させます。
#その8:ストレスレベルを下げる
ヨガの練習は、体を落ち着かせる効果があり、またセロトニンのレベルを上げ、コルチゾールを減少させることが分かっています。長年のヨガの練習生は、幸福感やポジティブな感情に関連する脳の特定の部分がより活性化されることが研究で示されています。ストレスは病気やその他の健康問題の一番の原因ですから、ストレスのレベルを下げることができるのなら、どんな方法でも良いことなのです。
#第9位:血糖値とコレステロールを低下させる
ヨガは血糖値を下げるだけでなく、コレステロール値も調整することが分かっています。LDL(悪玉)コレステロールを減少させ、HDL(善玉)コレステロール値を上昇させるのです。ヨガはコルチゾールを低下させるので、糖尿病や高血糖に悩む人は、ヨガから大きな恩恵を受けることができます。